飼い猫アルカディアのこと。
アルの夢を見た。
死に際の痩せて弱った姿でなく元気な頃の姿。
名前を呼ぶと可愛い声で返事をする。
抱いて撫でてると綺麗な青い右目が見上げて来る。
喉をゴロゴロと鳴らしてた。
三月十一日未明にアルが死んだ。
体温維持の為、猫ベッドごと同衾していたのだがウトウトしてしまい。
午前二時頃に目が覚め。
酷い動機がしながら、恐る恐る触ると死後硬直が始まっていた。
亡くなる数時間前。
何度か抱かれたがって。
甘えた声を絞り出しつつフラ付きながら寄って来たのだが。
抱いてやれないでいた。
少しでも回復させたく。
流動食や水分補給、体を拭いてやったりに努めた。
昨年末から体調を崩し。
獣医に連れていったり、短期入院させたりした。
一時期回復して安心したのだが。
駄目だった。
その安心が油断だったのだろうか。
長期入院させてたら違ったのだろうか。
青い右目に黄色の左目。
他の猫達より際立って長くて真っ直ぐな尻尾。
神経質で癖のある猫だった。
我が家で一番若い猫だった。
あの時、ちゃんと抱いてやれば良かったと酷く後悔している。
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